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日々の読書、愛犬たち、翻訳、手芸など


by ars_maki
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by ars_maki | 2018-11-28 18:35

小倉擬百人一首 86番

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西行法師
なげけとて 月やはものを おもはする かこちがほなる わがなみだかな

弁慶 静御前
日比ハ心荒法師も 主の怒に後悔の泪 水増堀川御所 
詫人ハ名にし白拍子静が立舞扇ならねど 
判官殿の免を得てハ喜悦の眉や開くなるべし
 柳下亭種員筆記




by ars_maki | 2018-11-27 00:35

小倉擬百人一首 87番

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                 寂蓮法師
       むらさめの 露もまだひぬ 槇の葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ
                 
                 八重桐
           わが身に秋風たちしかばとハ 時行にいふ八重桐が恨言 
            きのふ九条の萩の屋に 全盛並びなかりしも 
            けふハ岩倉家の萩枝折に彳ミ 物書女といひ散せバ 
             着たる紙子の反古染も 昔の文のゆかりとや見ん

                    柳下亭種員筆記

by ars_maki | 2018-11-27 00:32

小倉擬百人一首 88番

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皇嘉門院別当
なにはえの あしのかりねの ひと夜ゆえ 身をつくしてや こひわたるべき

足軽市右エ門
忠義ハ堅き鉄脛に 一時七里蜂の争乱 
夫トさしたる主家の凶瑞廻らバ 長浜北国道急ぐ心は 
鎌倉へ翼も欲き鳥居本宿






by ars_maki | 2018-11-27 00:28

小倉擬百人一首 89番

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式氏内親王
玉の緒よ たへなばたえね ながらえば しのぶることの よはりもぞする

おそめ  久松
身に困しめを見勢蔵ハ あけていハねど主の慈悲 
土扉も重き親の恩とハ知りながら 凡悩の闇路にまよふ大晦日 
窓にあやなき二人が顔ハ しのびかねたる泪ぞはかなき
 柳下亭種員筆記



by ars_maki | 2018-11-27 00:21

小倉擬百人一首 90番

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殷富門院大輔
みせばやな をじまのあまの 袖だにも ねれにぞねれし 色はかわらず

高野師直 かをよ御前
鳥篭山の雉子 妻をこひ 手枕の野の蝶つがひを離れず 
物おもふ夜の寐まにや あこがれ出し玉くしげ 
箱根の温泉場にぬれぬれて 重ねと見たる小夜衣ハ 
覚てくやしき己夢になん
 柳下亭種員筆記





by ars_maki | 2018-11-27 00:18

那須与一

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Adachi Ginko 1885 This print is with
Atsumori and Naozane !?






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Toyohara Chikanabu (1835-1912) "Heros and Heroines of Heike, Samurai and Horse"

by ars_maki | 2018-11-26 21:36

小倉擬百人一首 91番

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後京極摂政前太政大臣
きりぎりす なくや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかもねむ

清玄尼 松若丸
重ひ寐の所も井出のかヾミ艸 君松若のかげとめてたま 
玉川にあふと見し現うれしき色衣 無常も恋とたちかハり 
念珠の総のながかれと契言も仇名艸 
松吹風の音羽山にさめて南柯の夢見艸になん
 柳下亭種員筆記


by ars_maki | 2018-11-24 23:37

小倉擬百人一首 92番

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二条院讃岐
我袖は しほひにみえぬ 沖の石の 人こそしらね かはくまもなし

山間重太朗 妻おりえ
吹雪よりなほ身を粉に砕く矢間ハ 忠義に非人とやつし 
雪の松より操正しきおりゑハ 孝貞に辻君となる 彼が襤褸ハ綾羅に勝れば 
是が黒布子も錦繍に恥ず 嗚呼その夫にして其婦ありとやいハん
 柳下亭種員筆記

by ars_maki | 2018-11-24 23:33

小倉擬百人一首 93番

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鎌倉右大臣
世の中は つねにもがもな 渚こぐ あまのをぶねの つなでかなしも

義峯 おふね
二階に釣しし合図の太鼓 水にうつれば玉川の波の巴や 
艫舶先に強欲な水主 邪見の船頭 娘が嘆ハ見もかへらで 
小舟の綱の縄捌 落人詮義に身を忘れ 舟より己のくつがへるぞ危き
 柳下亭種員筆記

by ars_maki | 2018-11-24 23:29