日々の読書、愛犬たち、翻訳、手芸など


by ars_maki
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趣味

昨日、着物のリフォームの先生と一杯飲みました。
先生のお父様が高村光雲と兄弟弟子の間柄だったこと、
高村光太郎がよく飲みに誘いに来ていたこと、などを
教えてもらいました。

私は趣味でやっているのですが、上達したら他の人のも
縫ってあげるなどと虫の良い事も言っているのです。
なぜ虫が良いのかというと、努力と愛情が完全に欠如した、
いわば棚から牡丹餅的な態度だからです。

私は、趣味に徹してと思っているので、仮縫いを省略して
縫ってしまい、先生や他の生徒さんに注意されたりして
いました。
「私が貴方にフランス語を教えたということは伏せて
おいてください」というのがあります。
サマセット・モームにもあったし、小話的にフランス語の
参考書でも読んだことがあります。
仮縫いもしないでいることと、先生に着物のリフォームを
習ったことを他の人に知られるのは駄目だと言われた
ことがあります。
似ています・・・。

昨今の着物のリフォームを見ていると、二つの流れが
あります。
一つは、直線立ち。良い素材を出来るだけ活かそうとして
いるのは、分かるのですが、洋服になった着物のほうが
歩いています。
もう一つは、人間の体型に合わせている元々の洋服と
いうものの捉え方を着物からリフォームして洋服を作る際にも、
継承するものです。
先生は、後者の方です。そこで、仮縫いはイノチなのです。

日頃から、先生のデザインや裁断の仕方などに才能を感じて
いました。
背景ないし、才能が出てくるところがあったのですね。
趣味でチンタラやっているのに気になってきました。
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by ars_maki | 2009-11-15 01:43
本がドイツから届いていた。
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貼ってある切手、『もじゃもじゃペーター』の一話。
「おそら ながめ の ハンスさん」。
伊藤庸二氏の訳をみつけた。

いとう ようじ やく(伊藤庸ニ 訳)
(イラストには署名がないが、第100版記念を模写した稚拙な絵)
初版発行 1936(昭和十一)年6月20日 帝都書院発行(曙光会出版部)
定価五十銭


おそら ながめ の ハンスさん

おそら ながめ の ハンスさん
がっこう へ いくのに そら ながめ
やね と つばめ と あおぞら の
しろい くも とが おともだち

「ハンス きをつけ そら いぬ だ」
いって くれれば よかった に
そら たいへん だ
いぬ と ぶつかり すってんとん

ごほん を かかえて
がっこう がえり
つばめが とんでる
とんでる そらに

きれいな おさかな
さんびき ならんで

「あぶない! ハンス
おみち が ないよ」

せっかく いったが
もう ま に あわぬ
どぶん と おちこむ
  まっさかさま


とおり ががり の
ふたり の おじさん
おり よく みつけて
たすけて くれた

けれども おべべ は
すっかり ぬれて
おめめ も あかない
あまだれ こだれ

おさかな さんびき
くびだして
「あぶなかったね
    ハンスさん」
ごほん は とおく へ
どんぶらこっこ すっこっこ

この切手の絵と連続している絵も載せてくれていたら
良かったが、生憎なし。

この切手を見て、「あっ!?」と思い出した。
マイミクさんに自分の県のカードレターを贈るのを
約束していたのだった。

早速、郵便局へ。
ついでに、記念切手も買おうと思ったのは良いのだが、
良いものは解説付きでコレクター用になっていた。
通常10枚で10x80=800円のところ、解説と
保存用シート付きになり、1200円。
これの3点セットというのが、あった?!
開港150周年とかで、函館、横浜、長崎の夫々の
シートを一組にしたもの。3600円也。
民間化したせいか、ビジネスが上手になったというか、
以前なら苦情が出ていただろう手法を使えるように
なったということかもしれない、などと考えた。

ちなみに、埼玉県のカードレターは草加煎餅。
ハンバーガーにしか見えない煎餅なのでした。
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by ars_maki | 2009-11-11 20:44