日々の読書、愛犬たち、翻訳、手芸など


by ars_maki
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Send In the Clowns

この歌、Judy Collinsが歌っているので知ることになりました。

昨日、Julie Andrewsも歌っているのを知りました。
Judy Collinsより深みがあります。

ところで、この歌はミュージカル「リトル・ナイト・ミュージカル」の一曲
なのだそうです。モーッアルトのEine Kleine Nacht Musikの英訳が
A Little NIght Musicで、笑劇オペラをミュージカルでやろうという
のが発端らしいです。

このミュージカルの荒筋は、昔の夫とよりを戻すというものらしいです。
主人公たちは14年ぶりに会うと書かれていますが
、作曲をした
Sondheimによると18年。まぁ、どちらでも良いのですが、作曲家によれば、
この歌は後悔に駆られた女主人公デジレが怒りを抱えているのにストレートに
出して修羅場を演じたくないので、この歌を歌うという設定なのだそうです。

二人には大きな子供もいるので、少なくとも40代といったところです。
それで、Judy CollinsよりJulie Andrewsのほうが深みがあるように
感じたのかもしれません。
さらに、この歌はGlenn CloseJudi Denchによっても歌われています。
二人とも中々の味を出しています。

荒筋の解説をされている方によれば、”Send In the Clowns”は
「道化師を呼べ」という意味で・・・と書いていますが、歌詞にWe are the clowns
私たち(も)道化師とありますので、後悔に駆られ、怒りを爆発させずに何とか
関係を再開させようとして、仲介役を道化師に買って出てもらおうというのですが、
既に自分たちも道化師ということで、過去と現在を語りつつ、未来に繋げようと
しているのでしょう。

ミュージカルの主人公たちにとっては再会から始まる新たな出発ですが、
現在の自分に合わせたら、また違う場面にも使えそうだと思えました。
私馬鹿よね、お馬鹿さんよね~♪という歌がありましたが、その路線で
行くと、貴方もお馬鹿さんよね~♪、
皆、おばかさんよね。~♪ ということになります。
後悔や怒りから逆上、悲惨ないしは凄惨な場面を避けるのに役立ちそうです。
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by ars_maki | 2007-10-04 22:19 | ネット